ダメだよ

本家本元のライオンズさんは、ぜんぜん夢を与えてくれそうにないので
(ほんとにファンのこと 忘れてるよな〜。 スタンドのみんな泣いてたじゃん、とっくんもだけど)


なので どこまでも 『海洋天堂』 でひっぱる あこちん。


個人的に好きなところ

ターフーが 自分で新しい一日を始めるとき
テレビの上のぬいぐるみを ソファーの肘に置くところ
これ 毎日シンチョンお父さんに 「ぬいぐるみをテレビの上に置いちゃだめだよ。」って
ターフーがたしなめられていたことなんだよね。


それと シンチョンお父さんが ターフーを施設に送り出した一人の夜、
いつもターフーがとっていた行動をしながら
ターフーの視線の先にあるものを確かめ
ターフーのベッドで ターフーと同じ寝顔で横になっているところ
ほんとにそっくりでいい寝顔。


サーカス団のリンリンが、大好きなおばあさんの話をして
「今、おばあさんは あそこにいるの。」と指す空を見て 
ターフーが力一杯手を叩くところ
呼んでいる気がするんだよね、リンリンが大好きなおばあさんを ターフーも。


リンリンが ターフーに公衆電話をかけて とり方を教えてあげて
少しづつ遠くの柱に移動していくことの意味合い
ラストに効いてくるね。


シンチョンおとうさんに 親子亀になって抱きつくシーンの二人の笑顔。
すっごく悲しいんだけれど 大好きなシーン。


そうそう
冒頭の水面をぴちゃぴちゃと優しく触るターフーの手のひら。
この静かなシーンの後に あの展開が待ってると知らず
びっくりしたまますぐに映画に引き込まれて・・


名前札に連絡先の施設名をひとつひとつ丁寧に描きこむシンチョンお父さん。
施設決まるまで ここだけ空けてたんだよね、希望を込めた瞳で空欄を見つめて。


あと
全編にながれる自閉症のお友達の戸惑い。




昨日も書いたけれど 
自閉症のお友達との関わりも続け ボランティアも長年行った監督の目は
決して嘘がないなって。


大事なことは 
『相手ときちんと向き合って 理解するための努力をすること』だと思うんだよね。


ライオンズさんは、今、真剣にファンに向き合ってますか?