負けたくないことと勝ちたいこと

プロの世界であれば

自分が
勝ちたいというのと
負けたくないということには雲泥の差があるように思う。

あこちんの勝手な思いだけどね あながち間違ってないと思う。


たとえば一昨日勝った菊池くん。

勝ちたいという一心で気迫のこもった投球で攻めてたし
自分でも打ったし そのことでヘルマンくんの同点打につなげてる訳でしょ。


ヒーローインタビューの言葉でも思いが伝わってくる。

「チームが思うような状態じゃないので何とかしたかった。」
  (ニュアンスを汲んでね)


いい選手になってきてると思う、ほんとに。



昨日の野上くん。
8回に降板してベンチで頭搔き毟るようにしていた仕草から
疲れていたとしてもそれまでののらりくらり戦法でいきたかったんだろうな。

彼はいつも 4球続くと降ろされる。
自分でもそれは意識してたんだろうけどね。
結局、なんだかんだ自分のペースで8回まできたのに
あと少しだよ。

勝ち投手(しかも1対0の場面だよ)になりたければ
あとひと踏ん張りだったよね。

菊池くんの勝ちたいと
野上くんの負けたくないにはこんな風な違いがあるように思うんだ。



自分に負けが付きたくないって次元の話に落とすと

先発に自責点がつかない場面で往年の(?)力を発揮する涌井くんとか
大石くんなんかのここ数日の働きから
これまた勝手に推測しつつも 有りかもなと納得している偏屈あこちんののだった。