抗体

新生児が3か月を過ぎると自身で抗体を作り始めると言われていますが・・・


先日梅雨入りした熊本も終日の大雨で
九州新幹線も断続的に運行、高速道路も通行止めになったりしてました。

普通に暮らす中にあっても 冠水した道路を走るときに怖さを感じています。
今日の自分がそうでした。


被災地はまだ瓦礫の撤去も進まず
地盤が下がった場所で 常に水浸しの状況が続いていると報道されています。


自力で復興に手をつけ頑張っている人たちのお膝元の自治体ですら
「地域復興を早まってはいけない、足もとが怪しいままで立っている建物が安心と思いこんでいる。」と。

地域全体を考えた意見なのは百も承知で
生活する個々の人として考えた時、思い込みと言われても
精一杯今を生きたいと思うのは間違いでしょうか?


人智を尽くしたところで かなわないことが如何に多いのか。
災害を見越して行っていた手だてが ことも見事に機能し損なった状況を考えると
何も変えられようとしていない毎日に 自分からどんなに小さな力であっても前進したいと
考えるのが普通なんだと思います。


ラジオで3か月経った今の思いを尋ねられた被災された方が、
「とにかく来てみろ! こっちの話を聞けば 
今、何をしなければいけないかがおのずと見えてくる。来なけりゃわからん!」と仰ってました。



慰霊祭で流れる坂田明さんのトラペットの音色が
遠く離れた私たちにもしっかりと響いてきます。